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rmn_v_017 さみだれやいば

▼rmn_v_017▼

▼rmn_v_017_ov オフボーカル▼

歌詞

そういえばそうだった 今更思い出した
どうしようもなく 過ぎていくこと
ここから怒涛の ドラマティックなロマンスが
勝手に起きてくれる気はしなかった

どうすれば良かった 正解がどこかにあっても
吟味すればするほど 嘘臭くなる
中途で半端な 何も片付いていないまま
飛び出した 剥き出しの 氷の刃

「ありがとう」が 「ごめんね」が 「だいすき」が
標的をやっと見つけて 襲いかかっていく
バカにしていた 一笑に伏していた
感情に触れた途端 融けだしたそれで
びしょ濡れになった

普段使いの 感情ルーチンワークとやら
引き出しが増えすぎて むしろ散らかる
これから怒涛の メランコリックな熱波が
何もかも 変えてしまうような気がした

ずっと張っていた意地は
簡単には弛まないから また難しくなる
道理で 誤解が別の誤解に化けたまま
威嚇して 引っこめた 言葉の刃

夢みたいな 絵空事みたいな
軽率に発破をかけて どこへ向かっていく
きっとこれじゃ 夢のまま終わるな
突然駆られた予感 晴れ間を見せつつ
びしょ濡れになった

そういえばそうだった 今更腑に落ちた
どうしようもなく 過ぎていくこと
道理で 視界がろくに定まらないまま
飛び出した 剥き出しの 心の刃

「ありがとう」が 「ごめんね」が 「だいすき」が
標的を見失って なお降り注いでいく
きっとこれじゃ 今までと同じだ
焦って転んだ拍子 笑ってみせつつ
びしょ濡れになった

夢のまま終わるな
瞬く間 過ぎて去っただけにしたくはない
バカにしていた 一笑に伏していた
感情に揺られたら 降りだしたそれで
びしょ濡れになった